C5,M5インスタンスがTime Sync Serviceサポート対象になりました

C5,M5インスタンスがTime Sync Serviceサポート対象になりました

Time Sync ServiceはAWSが提供するマネージドのNTP(時刻同期)サービスです。 サービスが発表された当初は、C5インスタンスとM5インスタンスはサポートされませんでしたが、本日確認したところ、サポート対象になっていました。
Clock Icon2018.04.10

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Time Sync ServiceはAWSが提供するマネージドのNTP(時刻同期)サービスです。
非常に精度の高い時刻同期を利用できます。
また、プライベートサブネットのEC2でもインターネット接続なしで時刻同期できます。

Amazon Time Sync サービスは、IPアドレス"169.254.169.123"で利用できます。

C5/M5がTime Sync Serviceサポート対象に(祝)

Time Sync Serviceが発表された当初は、EC2のC5インスタンスとM5インスタンスはサポートされませんでしたが、本日確認したところ、サポート対象になっていました。
AWS News Blogを見ると、C5 and M5 are now supported!とあります。

Amazon Linux 2で試してみた

今後主流になると思われるAmazon Linux 2でTime Sync Serviceを使ってみます。
Amazon Linux 2 では、デフォルトで Amazon Time Syncを使用します。

Amazon Linux 2を起動して、chronyc sources -vコマンドを実行します。
chronydが利用する時間ソースを表示するコマンドです。
14行目に注目すると、169.254.169.123に「*」がついています。
Time Sync ServiceのIPアドレスに同期していることがわかります。

$ chronyc sources -v
210 Number of sources = 5

  .-- Source mode  '^' = server, '=' = peer, '#' = local clock.
 / .- Source state '*' = current synced, '+' = combined , '-' = not combined,
| /   '?' = unreachable, 'x' = time may be in error, '~' = time too variable.
||                                                 .- xxxx [ yyyy ] +/- zzzz
||      Reachability register (octal) -.           |  xxxx = adjusted offset,
||      Log2(Polling interval) --.      |          |  yyyy = measured offset,
||                                \     |          |  zzzz = estimated error.
||                                 |    |           \
MS Name/IP address         Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
^* 169.254.169.123               3   6   377    89    +12us[  +14us] +/-  734us
^- time.platformnine.com         3   6   377    64   -715us[ -715us] +/-   95ms
^- sv1.localdomain1.com          2   6   377    64   +809us[ +809us] +/-   17ms
^- 122x215x240x51.ap122.ftt>     2   6   377    61   +131us[ +131us] +/-   32ms
^- mail.moe.cat                  2   6   377    61    +44us[  +44us] +/-  138ms
$

おわりに

Time Sync ServiceでC5インスタンスとM5インスタンスがサポート対象になりました。
今後、主流になると思われるAmazon Linux 2ではデフォルトで Amazon Time Syncを使用します。
Amazon Linux 2を利用するときに備えて、頭の隅においておきましょう。

検証環境

  • Amazon Linux 2 LTS Candidate 2 AMI (HVM), SSD Volume Type - ami-8fbab2f3
  • m5.large

参考

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